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ニンテンドーDSの最大の特徴でもある「タッチスクリーン」は、タッチパネルと呼ばれる部品で出来ています。でも、なぜ押した場所がわかるのか、逆になぜ押した場所とずれて反応してしまうのかなど、不思議に思った事はありませんか? 今回は、このタッチパネルの秘密と、先日発表された、進化した未来のタッチパネルについても、お話してみたいと思います。
| タッチパネルってなに? |
タッチパネルは、簡単に言えば、物がそこに触れた事を、電気的に感知できる装置です。タッチパネルにもいくつか種類があるのですが、ニンテンドーDSにも使われているのは、「抵抗膜方式」と言うタッチパネルです。
抵抗膜方式は、透明なシートの中に、圧力がかかることで通電する電極が無数に通わせてあり、指やタッチペンのような物でシートの一部に圧力がかかると、その場所が通電し、押された場所を感知する事ができます。
抵抗膜式のタッチパネルは、通常、液晶装置などの上に重ねて組み立てられていて、ニンテンドーDSのような携帯ゲーム機の他、ペンが使えるPDAやノートパソコン、電子辞書、一部のパソコンのモニターなどに利用されています。
多く利用されているタッチパネルとして他に、「静電容量方式」という物もあります。これは、表面に小さな静電気を流し、その電気に指などが触れた時の電流の変化を見て、触った場所を感知するものです。この方式は、銀行のATMなどに使われています。
| タッチパネルの特徴と欠点 |
タッチパネルには、上でお話した通り、色々な方式があるのですが、それぞれに特徴があり、また、欠点もあります。
ニンテンドーDSなどに使われている「抵抗膜方式」は、触れた部分の細かな感知などには、それなりに優れていますが、フィルムの厚みがあるため、下にある液晶の明るさや色合いを若干変化させてしまいます。
ニンテンドーDSでは、上下に2つの液晶画面が搭載されていますが、下の画面だけにタッチパネルが搭載されています。そのため、本来なら、上画面と下画面でかなり色合いの差が出そうですが、それほどの違いを感じないのは、内部で表示する色を調節する事(上を少し暗くしている?)で差がでないようにしているんだと思います。
一方の「静電容量方式」は、抵抗膜式よりも薄く、液晶画面の色合い変化も小さくてすむのですが、抵抗膜方式と違い、爪先やタッチペンのような物には反応せず、細かな感知にもあまり向いていません。ニンテンドーDSは、ペンでも使いますから、画面が奇麗になると言っても、静電容量方式を採用するわけにはいきませんね…
| ペンが使えるけどタッチパネルじゃない物 |
タッチパネルの他にも、画面に直接ペンなどが使える装置があります。タブレットPCなどに使われている「液晶タブレット(電磁誘導方式)」は、液晶画面に、ペンタブレットと呼ばれる装置を重ねてあり、専用のペン先にだけ反応させて、ペンの位置を感知する事ができます。
すごろーが今使っている、このパソコンもそうでして、専用のペンをマウス代わりに使ったり、お絵描きなどに利用する事ができます。液晶タブレットの優れているところは、ペンが画面に触れていなくても位置を感知出来ること…、これ不思議なんですけどね(^^;
これにより、画面に触らなくてもマウスカーソルなどを任意の位置に持ってくる事ができ、画面に触った時点で初めてクリックやドラッグと同等の操作になるため、マウスと全く同じ操作も再現出来ます。また、お絵描きをする時などでは、線を描く前、画面にペンを近づけただけで、線がどこに描かれるかを事前に確認できます。
ニンテンドーDSなどのタッチパネルだと、線を書いてみると、実際に触れた位置と違う場所に線が描かれる場合がありますよね…(><) これは、タッチパネルや液晶保護層の厚み、見る角度による視差などが原因ですけど、こういう場合でも、液晶タブレットならあらかじめ場所がわかり、細かく正確に描けるのでかなり便利です。
また、タッチパネルでは、ペンを使って操作している場合でも指や手の腹などが触れてしまうと、反応してしまいますけど、電磁誘導の液晶タブレットなら、ゆっくり手を付いて絵を描く事もできるわけです。他にも、筆圧(ペンを押し付ける強さ)も感知して、本物のペンや筆のように、線の強弱を付ける事もできます。
![]() ★ レノボの最新タブレットPC。お絵描きには最適と思うんですけど、日本ではなかなか流行らないですね〜(^^; |
| 全く新しいタッチパネルが登場! |
最後に、先日発表された、新世代のタッチパネルについてお話します。この新しいタッチパネルは、シャープが開発した「光センサー内臓システム液晶」と言うもので、これまで説明した「抵抗膜方式」とも「静電容量方式」とも全く違う物です。あえて言うなら「工学方式」とでもいうべきでしょうか?
この新型のタッチパネルは、液晶画面その物にスキャナー(光センサー)を内臓しているのが特徴。今までのように、液晶画面の上にタッチパネルシートを乗せる必要がなく、画面の厚みを薄くできるそうです。また、スキャナーですから、画面に名刺などを乗せて、その文字を読み取らせるなんて事も可能だそうです。
さらに、今までできなかった(難しかった)2点以上の同時検出も可能になっています。例えば、指を2本使って、その指の間を広げると拡大、せばめると縮小などと言った操作に応用できますし、ゲーム機などに採用されたとすれば、二人でひとつの画面上でペンや指を2つ以上使って遊ぶなんて事も可能になるわけです。
この光センサーは、液晶画面を表示する画素1つ1つに対応していますし、液晶画面の上に何かシートを乗せるわけでもないため、おそらくタッチした位置と、感知する位置のずれが生じないんじゃないかと思います。…良いことづくしですね(><)
| タッチパネルでニンテンドーDSは変わる? |
と言うわけで、今回はニンテンドーDSのひみつ【タッチスクリーン編】、タッチパネルのお話でした(^^) これからも、タッチパネルや液晶など、ゲーム機の主要部品はどんどん進化するでしょうね…。そうしたら、今からは想像も付かないような全く新しいゲーム機も登場するのかもしれません。なんか、楽しみですね♪
では、また次回のひみつで〜(^^)/
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