2008年05月29日


「ダビング10」は延期に【キーワードは私的録音録画補償金制度】

泥沼です(笑) レコーダーを作るメーカー側は、早く実施したいと言っているようですが、権利者団体は「補償金制度」を拡大しなければ、ダビング10実施は了承できないと主張。どういう事でしょう…?


 
  私的録音録画補償金制度って何だ?

「私的録音録画補償金制度」と言うのは、CDやビデオ、DVD、放送番組などを、視聴者が私的目的でコピー(ダビング)した場合に、コンテンツの権利者が金銭的な損をしないようにあらかじめ補償金を視聴者に払ってもらっておくと言う仕組み。

具体的には、MDやDVD−Rなどのメディアの販売価格の一部にその補償金が含まれていて、メディアを買うだけで権利者団体(著作権等の管理団体)にお金が払い込まれる仕組み。たとえ、録画しなくても、番組とは関係ない近所の風景を録画したとしても。この時点ですでに、おかしいですよね?

今回もめているのは、この補償金制度を、今後は「携帯音楽プレイヤー(本体)」や「ハードディスクレコーダー」にも課するのが条件、と言って動かない「権利者団体」と「メーカー側」の対立。確かに携帯プレイヤーにも音楽や映画をコピーできるけど、それはコピー(保存)ではなく、持ち出すための一時的な置き場所ですよね? はっきり言って今回の「ダビング10」とごっちゃにすべき問題ではないと思いますが…。


  お金はどう動いているのか?

でですね、まず、お金のカラクリがよくわかりません。権利者は、まずCDやDVDを販売した時点で権利料も手にしてるはずなのに。録画を補償するってのは、誰かが私的目的で録画、録音、ダビングした時に起こりうる損害を補償するって事ですよね…?

損害が起きるのは私的じゃなくて、海賊版作成業者がコピーした時だけのような気がしちゃいますが…。まぁ、法律上認められている個人利用目的の範囲内である「グループ利用」でのコピーに関する補償料と言う事なんでしょうけど。

それにしても、本当にお金の話ばっかりで嫌になっちゃいます。実際補償金を取らないといけないぐらいに、そこまで損害が出てるんでしょうか? 海賊版業者分を取り戻すために支払ってるんだったら話になりませんし、実は儲けすぎだったりとか…。


  お客を大事にしないと、世の中ダメになるよ(><)

今回一番気になったのは、権利者団体実演家著作隣接センター椎名和夫氏の発言。別にコピーワンスでも問題なかったのに、メーカーがダビングに失敗するような未熟な機械を作るから、わざわざダビング10で譲歩してやったんだぞ、みたいな言い方。そこまで言うかな(笑)

何にせよ、コンテンツを楽しみ、お金を払う側である『お客様』の立場を無視して話を進めているのは、ちょっと立腹ですよね…。補償金どうのと話をややこしくする権利者団体もアレだけど、メーカー側も、北京オリンピック商戦に間に合わなくなるぐらいなら、それに屈した方がいいんですかね…。嫌な戦いだなぁ。


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